アウトドアやキャンプを楽しみたい!そんな時の必須アイテムがテントです。
寝るときはもちろん、休憩を取ったり、暴風雨や雪などから身を守る重要な枠割を果たしてくれます。
しかしテントはたくさんの種類があるため、
「どのテントにどんな特徴があるのか分からない!」
「種類が多すぎてテント選びに迷ってしまう!」
という方も多いのではないでしょうか。
ほとんどのテントは数万円が相場のため、比較的高価な買い物と言えます。
テントの特徴やメリット・デメリットを把握していないと、自分のキャンプスタイルや好みに合わないものを買ってしまい、後悔することもあります…(´;ω;`)
こちらの記事ではテントの種類ごとに特徴やメリット・デメリットを解説し、おすすめ商品もご紹介しています!
ぜひ知識や理解を深めて自分に合うテントを選び、楽しいキャンプライフを満喫してくださいね♬
案内
テントの種類(タイプ)別に特徴やメリット・デメリットを解説
テントには定番といえるドーム型を始め、大きな2ルームテントやロッジ型、おしゃれなティピーなど様々な種類があります。
どんなテントが自分のキャンプスタイルに合うかイメージしながら、各テントの特徴やメリット・デメリットを確認していきましょう。
ドーム型テント
ドーム型テントは定番!万人受けするスタンダードタイプ
出典:snowpeak
ドーム型テントは、キャンプ場でよく見かけるテントの定番の形です。皆さんも、キャンプのテントといえばこのドーム型を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
2本のポールをクロスさせてスリーブに通すことで、テントが立ち上がる仕組みのものが多いです。
テント内が比較的広いことが特徴で、中の広さや居心地の良さを求めるキャンパーにおすすめです。
一方で、初心者や慣れていない方の場合、設営にやや手こずる可能性もあります。不安な人は、キャンプ前に設営方法を確認しておくと安心です。
出典:Amazon
ドーム型はテントの代表的な形だけあり、Coleman(コールマン)・SnowPeak(スノーピーク)・LOGOS(ロゴス)など様々なブランドからバリエーション豊富な商品が販売されています。キャンプに行く人数に合わせ、自分好みの機能やデザインのテントを選びやすいのも嬉しいですね!
また、前室やキャノピーが使えるため、荷物を置いたり、日差しや雨を避けることも簡単です。ドーム型テント一つで、一般的なキャンプ体験を楽しむことができます。
次に買いたいと思うテントの種類がイメージしやすくなるため、初めにドーム型テントを購入し、慣れてきてから他のタイプのテントを購入するキャンパーも多いですよ!
ドーム型テントのメリット
- 設営がしやすい
- 風に強い形状
- 前室は荷物置き場や、タープ代わりにもなる
- 出入口から雨が降り込まない
- ひっくり返して裏面を乾燥させられる
- 低価格なものが多い
設営がしやすい
ドーム型テントは生地の上部にあるスリーブと呼ばれる通し穴に、ポールを通すだけで設営ができます。
構造が分かりやすいため、慣れれば30分程度でも設営できるでしょう。
風に強い形状
本来、ドーム型は山岳用に採用されていた形状です。そのため風の影響を受けにくく、暴風にも強いのがメリットです。
せっかく設営したテントも、キャンプ場の強風で飛ばされてしまっては大変!風への抵抗力は重要なポイントですね。
前室は荷物置き場や、タープ代わりにもなる
前室はテントの出入り口の前にあるスペースです。ここで荷物を置いたり、靴を履いたり脱ぐことができます。
また、前室の天井の幕を開き、2本のポールを立てることで、キャノピー(屋根、ひさし)を設営することも可能。
このキャノピーがタープの役目を果たしてくれるため、タープを別途用意しなくても、強い日差しや雨を避けることができます。
出入口から雨が降り込まない
キャンプ場は山奥や大自然の中にあることが多く、よく天気が崩れ雨が降ったりします。雨対策が充分でないと、テント内に雨が入り込み体や荷物が濡れてしまうことも。
ドーム型はキャノピーや前室がついている商品が多いため、出入口から雨が降り込みにくい形状です。雨天でも安心してキャンプを楽しむことができます。
ひっくり返して裏面を乾燥させられる
撤収前にテントを乾燥させる際、ペグを抜いてからそのままひっくり返すことで、床の裏面に付いた朝露や結露を乾かすことができます。
撤収には時間や手間が掛かりますが、テントのメンテナンス(乾燥)を怠るとカビが発生してしまい大変です!乾燥させやすいことも嬉しいメリットですね。
低価格なものが多い
キャンプ用テントとして定番のドーム型は、初心者向けのエントリーモデルとしてリーズナブルに販売されているものが多いです。
メーカーにもよりますが、キャンプシーズンでは1万円を切る商品もあります。
ドーム型テントのデメリット
- 大人は中で直立できない商品が多い
- 人数や商品によってはタープが別途必要
- 似たデザインが多く個性を出しづらい
大人は中で直立できない商品が多い
商品のブランドや収容人数にもよりますが、ドーム型の高さはおよそ120cm~150cmが一般的です。
天井が高くないと、大人が出入りするには腰を折り曲げたり膝を付く必要があります。中で作業したり着替える時などは、少し不便に感じるかもしれません。
人数や商品によってはタープが別途必要
先ほどキャノピーをタープ代わりにできる点をメリットとして挙げましたが、人数が多かったり、キャノピーが小さめのテントでは、別途タープが必要なこともあります。
横殴りの雨や強い西日を避けるには、タープを用意したほうが無難でしょう。
似たデザインが多く個性を出しづらい
ドーム型は巷で最も普及しているタイプのため、個性的な形状やデザインの商品はあまり見かけません。キャンプ場では、「あ、あれはうちと同じ商品だ( ゚д゚)」なんてことも。
「それでも個性を出したい!」という方は、色が綺麗なペグを使用したり、カラフルなフラッグや電球でデコレーションすると素敵ですよ♬
2ルーム(ツールーム)型/トンネル型テント
2ルーム(ツールーム)型/トンネル型テントは広いスペースで寛げる
出典:Amazon
2ルームテントは、寝室となるインナーテントと、リビングの役割を果たす前室が一体となっている大型のテントです。2ルームシェルターとも呼ばれます。
タープを別途準備して設営する手間を省くことができます。また、広々としたスペースで快適に過ごしたり、急な雨にも困らずに済む点がメリットです。子供のいるファミリーや、大人数でくつろぎながらキャンプを楽しみたい方に重宝するでしょう。
出典:Amazon
トンネル型テントは2ルームテントの一種です。「イモムシ型」「カマボコ型」とも呼ばれます。
基本構造は変わりませんが、設営の仕方や耐風性・開放感に違いがあります。
トンネル型テントはフライシートに対して、4本のメインポールを串刺しにして設営します(商品によっては3本、6本など違いがあります)。
メインポールをフライシートの両端に固定していくだけなので、簡単に設営できるというメリットがあります。
一方2ルームテントは、立ち上げながらポールをフライシートのピンに固定する必要があるため、設営に少し手こずる場合があります。
耐風性はポールがクロスしている2ルームテントの方が強いです。また、2ルームテントは前室の四隅のポールにより高さが出て入り口も広くなります。そのため、室内の開放感が損なわれないメリットもあります。
初心者には設営のしやすいトンネル型、耐風性や開放感を重視する方なら2ルームテントがおすすめです。
2ルーム(ツールーム)型/トンネル型テントのメリット
- 広いスペースで寛げる
- 締め切ることで夜が暖かい
- 悪天候に強い
- 寝室に虫が入りにくい
- 荷物を夜露から守れる
- 中にはテントとタープを個別で買うより安く、設営の手間も省ける商品もある
広いスペースで寛げる
2ルームテントの中は広々としており、大人が直立できる高さです。
荷物を中に入れても広さに余裕があるため、中で伸び伸びと食事を楽しんだり、子供が遊んだりできます。移動する際も屈む必要がないので、腰や背中への負担が少ないのも嬉しいですね。
4~5人のグループやファミリーがゆったりと過ごすことができる開放的な空間が、一番の特徴でメリットと言えるでしょう。
締め切ることで夜が暖かい
2ルームテントを締め切ると蓄熱性が高まり、冷え込みやすいキャンプの夜も暖かく快適に過ごせます。秋から春にかけてのキャンプは夜がとても寒いので、しっかりと暖かくして寝られるようにすることが大切です。
特に小さいお子さんがいる場合は、暑がったり寝相の悪さで寝袋や布団から出てしまうこともありますよね。テントの中が寒かったら風邪を引いてしまい大変!しかし2ルームテントなら室温を暖かく保ちやすいので、そんな心配も軽減されますよ♬
悪天候に強い
屋根だけのオープンタープの場合、横殴りの雨に襲われると体が濡れてしまい大変です。
しかし2ルームテントなら締め切ることで雨風をしっかりと防ぐことができ、体が濡れることはありません。地面が水たまりになってしまうような大雨でない限り、浸水の心配も無用です。内部は乾燥したままなので、ジメジメとした不快感もあまり感じないでしょう。
また、強風に強い構造のため、きちんとペグを打ち込んでおけば、台風等でない限りテントが飛ばされる心配もありません。
寝室に虫が入りにくい
寝室であるインナーテントは、出入り口のリビングと分離した構造になっています。
寝るときにインナーテントをきちんと閉めていれば、テント内に虫が入ってきたとしてもリビング内に留まり、睡眠も邪魔されません。
荷物を夜露から守れる
荷物が夜露で湿気るとカビの原因になりやすく、炭や火気類の火付きも悪くなります。
2ルームテントやトンテル型であれば、広い前室に荷物を置いておくことで、荷物に直接夜露が付着するのを防ぐことができます。
中にはテントとタープを個別で買うより安く、設営の手間も省ける商品もある
テントとタープを分けて購入する場合の方が安いケースが多いですが、中には価格を抑えた商品もあります。
また、設営が簡単で、テントとタープを個別に設営するより時間を短縮できるケースもあります。
2ルーム(ツールーム)型/トンネル型テントのデメリット
- サイズが大きくて重い
- 狭いサイトに入らず、レイアウトもしづらい場合がある
- メンテナンスの手間が掛かる
- 熱気がこもり熱くなる可能性がある
サイズが大きくて重い
テント自体が大きいため、その分収納したサイズも大きく重たくなります。中には20kgを超える商品もあるため、オートキャンプ場でないと運ぶのが大変です。
狭いサイトに入らず、レイアウトもしづらい場合がある
大型のテントのため、小さな区画サイトでは設営することができない場合があります。また、林間サイトも木に邪魔されて設営できない可能性があります。事前にキャンプ場へ問い合わせ、設営可能なテントのサイズを確認しましょう。
また、2ルームテントやトンネル型は、縦に長い構造となっています。そのため、テントとタープを分離して好きな位置や向きに設営できるドーム型などと比べると、サイトのレイアウトは自由度が低くなるでしょう。
メンテナンスの手間が掛かる
フライシートはリビングスペースや寝室を包むほど大きく長い形状になっています。
撤収するときはテントを乾燥させてから収納する必要がありますが、大きい分だけ干すのも一苦労。ロープを張って吊るして乾かすと良いでしょう。
また、汚れを取ったり掃除をするのも手こずるかもしれません。
熱気がこもり熱くなる可能性がある
商品にもよりますが、遮光されていないため直射日光が当たる場所では熱気がこもる場合があります。特に夏のキャンプでは風の向きを確認し、風がテントの中を通り抜けるように向きを調節することをお勧めします。
ティピー(モノポールテント、ワンポールテント)
ティピー(モノポールテント、ワンポールテント)の可愛いデザインで非日常感を楽しもう
出典:Amazon
ティピー(モノポールテント、ワンポールテント)は円錐型のテントです。昔のインディアンの移動住居の形に似ていることからインディアンテント、トンガリテントとも呼ばれています。
多くのドーム型テントは複数のポールを生地に通すだけで自立をする「自立型テント」です。それに対し、ワンポールテントは真ん中に1本のポールを立てて、そこからシートを吊り下げペグダウンして初めて自立する「非自立型テント」です。1本のポールしか使用しないため、設営が比較的簡単なのも嬉しいですね。
デザインが可愛くオシャレな商品も多く、サーカステントのようにカラフルなものや、モンゴル民族のゲル(パオ)のような形をしたテントもあります。テントの傍で過ごす時も、中で寛ぐ時も、非日常を堪能することができます♪
ティピー(モノポールテント、ワンポールテント)のメリット
- 解放感と非日常感を満喫できる
- おしゃれで可愛いデザイン
- 設営が比較的簡単
- 火に強く丈夫なコットン素材のものが多い
解放感と非日常感を満喫できる
ティピーは天井が高いテントが多く、中にいても解放感を味わうことができます。
また、空間が円形のため、普段過ごしている四角い部屋とは違った非日常感を満喫できます。
グループやファミリーで円座を組み、ゆっくり語るのも良いですね♪
おしゃれで可愛いデザイン
カラフルなテントや、可愛らしい形状をしたものが多く、見るだけで楽しくなる点もメリット。
また、コットン素材のため抜群の雰囲気を味わえます。インスタ映えも間違いなしです。嬉しくなりテンションも上がりますね!
たくさんのテントが並ぶキャンプ場でもひと際目立ち、キャンパーを魅了することもできるでしょう。
設営が比較的簡単
1本のポールしか使用しないため初めは少し戸惑うかもしれませんが、慣れれば設営も簡単にできます。
(後述のとおり、硬い砂地や石が多い場所では苦労する場合もあります)
火に強く丈夫なコットン素材のものが多い
多くのティピーにはコットン生地が使用されています。
コットンは火に強い素材です。テントの傍で焚き火をしたりストーブを使用する場合でも比較的安心です。そのため、冬にキャンプをする方にも人気があります。
また、コットンは非常に丈夫な素材のため、耐久性が良く長持ちしやすいでしょう。
ティピー(モノポールテント、ワンポールテント)のデメリット
- 円周の部分がデッドスペースになりやすい
- 石だらけ、硬い地面では設営が難しい
- 前室がなく雨が入りやすい
- 商品によっては重く畳みづらい
円周の部分がデッドスペースになりやすい
円周の部分は狭いため、デッドスペースとなるケースが多いです。
特に横から見て背が低めだったり、正三角形に近い形状のテントは、円周が狭く使えないスペースとなってしまいます。
人数や荷物が多い場合は、大きめのテントを準備しないと窮屈に感じるかもしれません。
石だらけ、硬い地面では設営が難しい
ティピーはテントの縁を広げてペグを打ち込み固定させます。
非常に硬い地面や石ばかりのキャンプ場では上手くペグを打てず、中央のポールを固定させられず設営できない場合もあります。
不安な方はキャンプ場へ問い合わせて地面の状態を確認したり、鋳造ペグのように硬い地面や砂地でも打ち込みやすいペグを用意しましょう。
前室がなく雨が入りやすい
多くのティピーは前室がないため、中に雨が入り込んでしまう場合もあります。念のためタープを用意して、入り口に連結させると安心です。
商品によっては重く畳みづらい
コットンは比較的重量があり、また雨が降るとさらに重くなります。
1枚のフライシートとなっているコットン生地を畳むのは、少し大変で手間が掛かるかもしれません。
パップテント
パップテントはヴィンテージ感溢れるソロ向けテント
出典:Amazon
パップテントは本来軍人が使用するためのテントです。軍幕テント、ミリタリーテント、ハーフシェルター、シェルターハーフなど様々な呼び名があります。
もともとレジャー用テントとは異なるため、日本ではソロキャンプに使用されることが多いでしょう。ソロキャンプの人気も高まっているため、最近ではキャンプ用に機能の優れたパップテント風の商品が増えてきています。
それでも他の種類のテントと比べると比較的高額で、バリエーションも多くはありません。欲しいパップテントがAmazon等のECサイトで見つからない場合は、ミリタリーショップやオークションで探してみましょう。希少性が高い分、キャンプ場でも独特の雰囲気を醸し出し、おしゃれなデザインや空間を楽しむことができますよ!
パップテントのメリット
- おしゃれなヴィンテージ感
- 火に強い生地で、使い込むほど味が出る
- シンプルな構造で設営・撤収がしやすい
- タープの役割も果たしてくれる
おしゃれなヴィンテージ感
もともとレジャーを目的としていない分、装飾がシンプルでヴィンテージ感がある商品が多いです。ミリタリーテイストなデザインが、男心をくすぐります。
アンティーク調のテーブルや椅子、ランタンなどのギアを揃えると、おしゃれ度が増して周りのキャンパーを魅了するでしょう。
火に強い生地で、使い込むほど味が出る
パップテントの多くは、コットン生地が使用されています。コットンは耐火性が強く、テントの近くで焚き火をしたいキャンパーにもおすすめです。
雨風にも強い傾向にあり、悪天候でも比較的安心です。特に最近は耐水性に優れた素材の商品が増えてきています。
また、使い込むほどヴィンテージ感が強くなり、独特の味が出て愛着も湧いてくるでしょう。
シンプルな構造で設営・撤収がしやすい
素早い行動が求められる軍事用のテントなだけあり、手早く簡単に設営や撤収ができる構造の商品が多いです。また、収納時も比較的コンパクトにまとまります。
タープの役割も果たしてくれる
パップテントは片側の幕を上げることで、タープの役割を果たしてくれます。そのスペースで充分という方は、別途タープを用意する手間やコストが掛かりません。
なお、軍隊では現地で丁度よい長さの木の枝を探してポール代わりにするようですが、キャンプ場によっては木の枝が見つからないこともあります。予めタープ用のポールを準備しましょう。
パップテントのデメリット
- 生地が厚く重い場合がある
- 底面やメッシュ部分が無い
- 値段が高い傾向にある
生地が厚く重い場合がある
パップテントは耐火性に優れ悪天候にも強い設計になっている分、生地も分厚く重たい傾向にあります。
テント以外の荷物も多い方は、オートキャンプ場の方が運ぶ手間も無いためお勧めです。
底面やメッシュ部分が無い
ほとんどのパップテントは底面が無く、地面がむき出しになります。また、メッシュ部分も無いケースが多いでしょう。雨や虫の侵入を避けるには下に敷くものを用意したり、前室を閉める必要があります。
快適に過ごしたい方は、コットを設置すると良いでしょう。地面から体を離して過ごしたり寝たりすることができるため、地熱で体が冷えるのを防ぎ、虫も這い上がりにくくなります。
また、寒い時期では防寒用に薪ストーブを準備するのもおすすめ。幕を締め切って中で火を焚いても煙を外に出せるので、安心して中で暖かく過ごすことができます。
値段が高い傾向にある
ミリタリーファンからも熱い人気があり、希少性が高い分、本物のパップテントは値段が高くなる傾向にあります。特に新品に近い商品は高額になりがちです。
安く手に入れたい方には中古品をお勧めしますが、商品のコンディションに問題が無いか充分に確認してから購入するようにしましょう。
ワンタッチ・ポップアップ型テント
ワンタッチ・ポップアップ型は設営簡単でお手頃価格が魅力
出典:CHUMS
ワンタッチテントは傘を開くようにして骨組みを持ち上げるだけで設営できる、シンプルな作りのテントです。「簡易テント」と呼ばれることもあります。
テントの設営に不慣れな初心者や、本格的なキャンプよりも近場でのアウトドアを手軽に楽しみたい人に向いていますね♪
ポップアップテントは収納バッグから取り出して、一瞬で開くタイプのテントです。設営は非常に簡単ですが、バネが弾む構造になっているものが多く、収納する際は慣れが必要かもしれません。
どちらも設計がシンプルで設営が非常に簡単である点が特徴です。
主な違いは組み立て方や重さです。ワンタッチテントの方がポップアップテントよりも頑丈な骨組みのため、公園でのバーベキューや浜辺での使用だけでなく、キャンプにも使用できる場合があります。しかしその分、ポップアップテントよりも重たくなり、収納サイズも大きめになるでしょう。
ワンタッチ・ポップアップ型のメリット
- 初心者や女性でも設営が比較的簡単
- ペグやハンマー等が不要
- 通気性が良く、広くて快適
- 安い商品が多い
初心者や女性でも設営が比較的簡単
ワンタッチテントやポップアップテントは他の種類と比べ設営が簡単なものが多く、時間の節約になります。
また、強い力を必要とすることも少ないため、キャンプの初心者や女性でも安心です。
ペグやハンマー等が不要
ワンタッチテントやポップアップテントは単体で自立できるため、強風に備えてテントを固定したい場合などを除いて、ペグやハンマー等が不要になります。
付属品を減らして軽い荷物でアウトドアを楽しめる点も、大きなメリットです。
通気性が良く、広くて快適
商品にもよりますが、広くて通気性の良いテントが多いのも特徴です。
中には大きな窓の付いたテントもあり、夏でも木陰なら快適に涼しく過ごせます。
安い商品が多い
シンプルな構造となっている分、安い商品が多いのも嬉しいポイント。
ドーム型などの一般的なテントは安くても2~3万円が相場です。しかしワンタッチテント・ポップアップテントは1万円を切るものもたくさん出回っており、中には3~4千円ほどの激安テントも販売されています!
ワンタッチ・ポップアップ型のデメリット
- 本格的なキャンプにはあまり向かない
- 破損したら買い替えが必要な場合も
- 強い日差しや雨風に比較的弱い
- 結露が発生しやすい
本格的なキャンプにはあまり向かない
簡単な構造で作られたテントのため、暴風雨や雪などには耐えられる商品が少ないでしょう。
もし大風でポールが折れてしまった場合は、一体となっているテントごと倒壊してしまうかもしれません。
天気の変化が激しい山の上や、本格的なキャンプにはあまり向かないでしょう。
破損したら買い替えが必要な場合も
各パーツが一体となっているため、どこかの部品が破損したりテントが破れてしまうと、丸ごと買い替える必要があります。
中には修理が可能な商品もあるため、購入時に確認すると安心ですね。
それでもなるべく丁寧に扱い、壊れないように注意することをお勧めします。
強い日差しや雨風に比較的弱い
ワンタッチテントやポップアップテントは、耐久性や防水性で他のテントより劣る傾向があります。
繰り返し使用していくうちに、徐々に雨が染み込むようになったり、テント生地が薄くなって破けることもあるでしょう。
雨風の中でもアウトドアを楽しんだりキャンプに出かけたい方は、別途タープを用意したり、フライシート付のダブルウォール構造の商品を選ぶと安心ですよ!
結露が発生しやすい
テントの中と外で気温差が激しくなると、結露が発生します。この傾向は、シングルウォールのテントによく見られます。
特に安価なワンタッチテントやポップアップテントはシングルウォールの商品が多いため、結露が発生しやすく注意が必要です。
ロッジ型テント
ロッジ型はレトロな山小屋風の大型テント
出典:Amazon
ロッジ型テントは山小屋のような形をしたテントで、レトロ感と可愛らしいフォルム、そして広いスペースが魅力のテントです。
70年代に主流の形状でしたが、その居住性の高さやおしゃれな見た目から、最近では再び人気が高まってきています。
前室が広いため、別途タープを揃える必要が無いケースもあります。設営が比較的簡単なため、人数の多いグループやファミリー向けと言えるでしょう。
ロッジ型テントのメリット
- 簡単に設営できるものが多い
- レトロで可愛らしい外観
- 広くて天井が高く、開放感がある
- 薪ストーブを設置しやすい
簡単に設営できるものが多い
ロッジ型テントは大きいため一見設営が難しそうですが、鉄骨を組み立ててフライシートを被せるだけのシンプル設計ものが多く、意外と簡単に短い時間で設営できるでしょう。
また、リビングと寝室の両機能を備えているため、別途タープを設営する手間や準備が不要になるケースもあります。
設営に手間取るとアクティビティの時間が減ったり子供が飽きてしまうこともありますが、ロッジ型ならそんな心配も無用かもしれません!
レトロで可愛らしい外観
ロッジ型はヴィンテージと呼ばれるタイプで、70年代によく見られる形状のテントでした。
そんなレトロ感溢れるデザインも、ロッジ型テントが人気の理由の一つ。
おしゃれな見た目は周りのキャンパーを魅了するでしょう。可愛らしさを求める女性にもおすすめです。
広くて天井が高く、開放感がある
山小屋のような台形の形をした商品が多く、天井が高く広さもあるため、大人数でも快適に過ごすことができます。
壁も湾曲せず垂直に伸びている形状が多いです。それにより空間が広くなり、開放的なスペースを満喫できるでしょう。
薪ストーブを設置しやすい
寒い時期や雪の中でキャンプをする場合は、薪ストーブを使用するのがおすすめです。
ロッジ型テントは比較的中のスペースが広いため、薪ストーブをセッティングして煙突を出しやすいでしょう。
煙突の出ている山小屋のような形状のテントは、お家を連想させキャンプ場でも一目置かれる存在に!
ロッジ型テントのデメリット
- 運ぶのが重たい傾向にある
- 高い価格のテントが多い
- 大きいため設置場所の考慮が必要
運ぶのが重たい傾向にある
ロッジ型テントは大人数向けの商品が多いため、他の種類よりもフライシートの重量が重たくなる傾向があります。複数の鉄骨ポールも付属されており、さらに重みが増します。全体で10kg以上するものも珍しくありません。
荷物を運ぶ手間が減るよう、オートキャンプ場を選ぶと良いかもしれません。また、普段はバイクに乗ってキャンプに向かう方でも、テントやギアを運びやすい車を使うことをお勧めします。
高い価格のテントが多い
他のテントと比較すると、高額の商品が多い傾向にあります。
中には10万円近い商品もあるため、買ってから後悔しないよう、できるだけショップなどで実物を確認してから購入するようにしましょう。
大きいため設置場所の考慮が必要
小さめのサイトでは、ロッジ型テントを設営する充分なスペースを確保できないこともあります。
心配な場合はキャンプ場に問い合わせ、サイトの広さを確認すると安心です♪
エアフレーム(エアーテント)
エアフレーム(エアーテント)は空気を入れるだけの簡単設営モデル
出典:Amazon
一般的なテントでは、金属製のポールを使用します。
しかしエアフレームテントは、フレームとなる管に空気を入れることで自立する設計となっています。ちょうど大きな自転車に空気を入れていくような感覚です。
空気を入れるのに力を要する場合もありますが、ほとんどのエアフレームは数分で設営が完了しますよ♪
エアフレーム(エアーテント)のメリット
- 設営方法が単純明快
- デザインが近未来的でおしゃれ
- 耐久性が比較的高い
設営方法が単純明快
フレームに空気を入れるだけで勝手に自立してくれるため、設営方法が簡単で時間もあまり掛かりません。簡単に設営できる点は特に初心者に嬉しいメリットですね♪
また、大きめのテントでも1人で設営可能なものが多いです。
デザインが近未来的でおしゃれ
空気の入ったフレームが形作るテントは、キャンプ場でもあまり見かけず新鮮さに溢れています。
中には近未来的なデザインでおしゃれな商品もあり、設営するときからワクワクすること間違いなし!
特に個性を出したいキャンパーにお勧めです。
耐久性が比較的高い
金属のポールを使用する一般的なテントと比べて強度が不安という声もありますが、意外とエアフレームは耐久性のあるテントです。
その秘密はTPUという新しい素材のビニールにあります。強さ・軽さ・柔らかさを兼ね備えており、傷つきにくく破損もしづらい構造になっています。
空気の力でそのビニールがパンパンに張られることで強度も抜群にアップするため、耐久性も安心と言えるでしょう。
エアフレーム(エアーテント)のデメリット
- 意外と重い商品もある
- 穴が開き空気が漏れると使えない
- 空気の出し入れに手間を感じることもある
意外と重い商品もある
金属のポールが使用されていないため軽いと思われがちですが、先ほどご説明したとおり丈夫な素材が使用されている分、ある程度の重量があります。
また、空気を入れるポンプも必要なため、荷物がかさばる場合もあります。
一般的なキャンプであれば問題はありませんが、テント泊登山などでは持ち運びに苦労するかもしれません。
穴が開き空気が漏れると使えない
丈夫なビニール素材が使われているエアフレームでも、長く使用することで劣化し、穴が開いてしまうこともあります。空気が抜けてしまい、エアフレームが自立できなくなるトラブルも考えられます。
金属ポールと違ってすぐに替えの利く部品が少ないため、いざという時のために補正テープを常備することをお勧めします。
空気の出し入れに手間を感じることもある
商品にもよりますが、中には空気を入れるのに時間が掛かったり、空気を抜くのに手間の掛かるエアフレームもあるようです。
初めてエアフレームを購入する場合は、店頭で店員さんに相談したり、口コミを確認すると安心です。
テントなし(タープ泊、ハンモック泊など)
テントなし(タープ泊、ハンモック泊など)はワイルドな上級者キャンプスタイル
出典:Amazon
テントを使わずにキャンプなんてできるの!?と驚く方もいるかもしれませんが、タープやハンモックを上手く活用することで、寝泊りすることも可能です。一般的に「タープ泊」「ハンモック泊」と呼ばれます。
タープ泊はタープの下にマットを敷き、寝袋や毛布、蚊帳などを準備して寝ます。真冬のように凍てつくような寒さでなければ、意外と快適に過ごせるでしょう。見た目もワイルドで、キャンプ場でも一目置かれる存在に。
ハンモック泊は、その名の通りハンモックを張って寝るスタイルです。大自然に包まれる感覚で夜を過ごすのは、何とも言えない爽快感があります。キャンプに慣れているソロキャンパーにも人気です!
テントなし(タープ泊、ハンモック泊など)のメリット
- テントが無い分、設営・撤収の手間が減る
- 自然との一体感が味わえる
- キャンプの上級者感がある
- 荷物が比較的少なくて済む
- 地面の状態に関係なく寝られる(ハンモック泊)
- 椅子代わりになる(ハンモック泊)
テントが無い分、設営・撤収の手間が減る
テントを使用しないため、設営や撤収の手間・時間を削減できます。特にハンモック泊の場合、朝にマットなどを乾燥させる必要もありません。
他のアクティビティや料理などにたくさんの時間を使えるようになるのは嬉しいですね!
自然との一体感が味わえる
タープ泊はタープの下にマットを敷いて寝るスタイルのため、基本的に横は空いている状態で自然の香りや風を感じることができます。
さらにハンモック泊でタープを張らない場合は頭上に遮るものが無く、空を一望しながら寝ることができます。初めは浮遊感に戸惑う方もいるかもしれませんが、左右の生地に包まれるため結構安心感がありますよ!
大自然との一体感があり、心地よい眠りにつくことができるでしょう♪
キャンプの上級者感がある
慣れているキャンパーでなければ、なかなかタープ泊やハンモック泊には手が出しずらいものです。
ほとんどの人がキャンプ場でテントを設営している中、あなたがタープ泊やハンモック泊を手際よくこなしてれば、きっと尊敬の眼差しを向けられます!
また、タープやハンモックを張る回数が増えることで、設営が上手くなったり、短い時間で済ませることができるようになります。
ギアを扱う技量が上がることで、キャンパーとしての上級者感やカッコよさが増すでしょう。
荷物が比較的少なくて済む
寝袋や毛布、蚊帳などが必要になるケースもありますが、テント泊よりも比較的荷物が少なく軽くなる点もメリットです。
特にハンモック泊はマットなども不要になるため、バイク乗りのソロキャンパーでも最小限の荷物でキャンプを楽しむことができます。
地面の状態に関係なく寝られる(ハンモック泊)
天気や季節によりますが、「地面が濡れている」「雪に覆われている」「岩場でゴツゴツしている」「虫が多くて体に這い上がってくる」といった場所では、やはりテントが無ければ眠ることが難しいでしょう。
しかしハンモック泊であれば地面から離れているため、快適に夜を過ごすことができます。
椅子代わりになる(ハンモック泊)
腰掛けられる丁度良い高さに設置することで、ハンモックは椅子代わりにもなります。柔らかい背もたれに包まれユラユラと揺れるため、リラックスした座り心地でキャンプを楽しめます♪
テントなし(タープ泊、ハンモック泊など)のデメリット
- 暴風雨の中では寝られない
- 動物や虫に襲われる可能性がある
- 防犯が弱く荷物の置き場に困る
- ハンモック泊は木が無いとできず、キャンプ場によっては禁止されている
暴風雨の中では寝られない
大雨が降ると地面が浸水してしまい、タープ泊ではマットが濡れて眠れなくなるでしょう。ハンモック泊でタープを張らなければ、雨でずぶ濡れになってしまいます。
また、台風のような強い風が吹くと、ハンモックが巻き上げて転倒してしまう危険性もあります。
荷物は増えてしまいますが、悪天候に備えてテントを持っていくと安心です。
動物や虫に襲われる可能性がある
タープ泊であれば地面にいる虫が体に這い上がってくることがあります。ハンモック泊の場合でも、蚊や蛾などが飛んでくると気になって眠れないかもしれません。
また、山奥のキャンプ場の場合、稀に熊などの動物がキャンプ場の食料を求めて出没することもあります。ハンモック泊では身を隠せないため、襲われる危険性が増すでしょう。熊よけ鈴を用意したり、熊などが現れた際にいつでも下山できる準備をしておきましょう。
防犯が弱く荷物の置き場に困る
タープがあれば荷物を中に隠すことができますが、それでも盗難の心配があります。ハンモック泊では荷物を隠す場所もなく、防犯対策が難しくなるでしょう。
財布などの貴重品を枕元に置いておくのは基本ですが、できれば荷物は別途テントを設けてそこに隠したり、車の中に入れると安心でしょう。オートキャンプ場であれば、車へ荷物を出し入れするのも比較的楽になります。
また、ランタンを付けておくのも効果があります。虫除けにもなるので一石二鳥ですね♪
ハンモック泊は木が無いとできず、キャンプ場によっては禁止されている
木が無ければハンモックを張ることができず、ハンモック泊はできません。
また、ハンモック自体を禁止しているキャンプ場もあるため、事前に問い合わせてハンモック泊が可能か確認するようにしましょう。
テントの種類一覧・比較表
テントの種類別に、設営のしやすさや耐久性などの特徴をまとめました。気になるテントのメリット・デメリットを比較して、自分に合うタイプがどれか探してみましょう!
テントの種類 | ドーム型 | 2ルーム/トンネル型 | ティピー | パップテント |
---|---|---|---|---|
使えるキャンプ場、シーンの多さ | ☆ | ◯ | ◯ | △ |
設営・撤収のしやすさ | △ | △ | ◯ | ◯ |
軽さ・運びやすさ | ◯ | △ | ◯ | △ |
室内の広さ・高さ | ◯ | ☆ | △ | △ |
室温の調整、快適さ | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
丈夫さ・耐久性 | ◯ | ◯ | ☆ | ☆ |
雨風・悪天候への強さ | ☆ | ☆ | △ | △ |
個性・オシャレ度 | △ | ◯ | ☆ | ☆ |
虫や動物への防備、防犯 | ◯ | ☆ | ◯ | △ |
メンテナンスのしやすさ | ◯ | △ | ◯ | ◯ |
値段・価格 | ☆ | ◯ | ◯ | △ |
テントの種類 | ワンタッチ/ポップアップ型 | ロッジ型 | エアフレーム | タープ/ハンモック泊 |
---|---|---|---|---|
使えるキャンプ場、シーンの多さ | △ | ◯ | ☆ | △ |
設営・撤収のしやすさ | ☆ | ◯ | ☆ | ☆ |
軽さ・運びやすさ | ☆ | △ | ◯ | ☆ |
室内の広さ・高さ | ☆ | ☆ | ◯ | ☆ |
室温の調整、快適さ | ☆ | ☆ | ◯ | △ |
丈夫さ・耐久性 | △ | ◯ | ☆ | ☆ |
雨風・悪天候への強さ | △ | ◯ | ◯ | △ |
個性・オシャレ度 | ◯ | ◯ | ☆ | ☆ |
虫や動物への防備、防犯 | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
メンテナンスのしやすさ | ☆ | ◯ | ◯ | ☆ |
値段・価格 | ☆ | △ | ◯ | ☆ |
テントの選び方や確認するポイント
出典:写真AC
テントを選ぶ際には、どんな目的やシーンで使うのか、出かける人数や季節はどうなのか等、様々な点を考慮することが大切です。
サイズや構造・素材など、スペックを充分に確認しないと「別のテントの方が良かった・・・」と後悔することもあります。
ここではテントの選び方や確認するポイントを解説します。各項目を漏れなくチェックすることで、きっと自分のキャンプスタイルに合うテントを購入することができますよ♬
目的、イベントやシーンに合うものを選ぶ
テントはキャンプ以外にも、ツーリングや登山・海水浴など、幅広いシーンで活躍するアイテムです。
アウトドアの目的によって適したテントの性質が変わってくるため、自分がどんな場面でテントを使用したいか考えてみましょう。
ツーリング
ツーリングには、軽量かつコンパクトなテントが向いています。2kgから4kgほどの重さであれば、運転にも支障をきたさずツーリングを楽しめるでしょう。また、収納サイズを確認し、バイクのどこに積むのか予めイメージすることが大切です。
なお、ツーリングではペグが打てる場所でテントを張るとは限りません。そのため、ロープを張る必要がある非自立式ではなく、ポールのみで設営できる自立式がおすすめです。
登山
登山では長い時間テントを背負って登り続ける必要があるため、できるだけ軽量なテントを選ぶことをおすすめします。
また、山の上は風が強かったり、時期や場所によっては非常に寒い場合もあります。ジオデシック構造(後述)のように強風に耐えられる構造や、4シーズン対応のテントを選ぶと安心です。
運動会や海水浴・プール
運動会や海水浴などの一般的なアウトドアには、簡単に設営ができ、撤収にも時間が掛からないポップアップテントやワンタッチテントが良いでしょう。
他の種類のテントよりもコンパクトなため、公園やビーチなど様々な場所に持ち運びやすいのでおすすめです。
なお、ビーチなど中で着替える必要がある場合は、入口が閉められるフルクローズタイプだと安心です。
収容人数やサイズを確認する
テントには目安の収容人数がありますが、これは最大の収容可能人数なため注意が必要です。余裕をもって広々と快適に過ごしたい場合は、実際にテントで就寝する人数に1人~2人を足した収容人数のテントを選びましょう。
サイズを選ぶ際にも、どれほどの数や大きさの荷物をテントに収納するか考えておきましょう。収容人数だけを考えていると「荷物をテントの中に入れたら、思ったより窮屈だった・・・」なんてこともあります。雨天時に荷物をテント内に収納することも想定して、余裕のあるサイズのテントを選ぶと安心です。
生地やポールの素材を確認する
テントの生地やポールには種類があり、強度や通気性、カビにくいか・折れにくいか等の特徴があります。
特に悪天候時にはこれらの要素が重要になってくるため、購入するときには確認しておきましょう。
テントの生地
多くのテントにはナイロンやポリエステルが使用されています。
ナイロンはインナー部に使用され、引っ張り強度が強いのが特徴です。
ポリエステルは耐水性が高いため、主にフライシートに使用されます。代わりに通気性が悪いため、雨天時には中が蒸れる傾向にあります。
一方、コットンは通気性が高く、熱にも強いため近くで焚き火をしても比較的安心というメリットがあります。ただし、害虫がつきやすかったり、湿った状態で放置するとカビやすいなど、メンテナンスが難しい生地と言えます。
TC素材はポリエステルとコットンの混紡で、それぞれのメリットを併せ持つ生地です。火に強く、通気性や風合いも良いため、TC素材のテントは人気が高まっています。
ポールの素材
グラスファイバーはガラス繊維でできており、木に近い弾力性のある素材です。主にテントのポールに使用されています。アルミニウム合金と比較すると、重い・折れやすいという欠点があります。
アルミニウム合金はグラスファイバーと比べて軽く、強度が高められた素材です。こちらもテントのポールによく使用されています。
スチールは非常に強度が高い一方、比較的重い・サビや変色に悩まされるという欠点があります。主にタープ用のポールに使用されています。
構造や形状、強度や耐水圧を確認する
テントの構造や耐水圧等から、どれほど激しい悪天候に耐えられるか確認することができます。
キャンプや登山では暴風雨に見舞われることもありますので、スペックを把握しておきましょう。
テントの構造
テントの構造には大きく分けて4種類があります。
クロスフレーム型
2本のポールを1箇所で交差させる、最もポピュラーな構造です。
比較的軽くて収納サイズも小さく、構造も単純なため設営があまり難しくありません。
ジオデシック構造
4本のポールを交差させて生地の面の数を多くすることで、半円形に近い形状となる構造です。
ポールの交差点が多いため、暴風に強い特徴があります。ただし4本のポールを使用することで総重量は重たくなり、設営も難しくなるでしょう。
A型(H型)
2本のポールを三角形となるように組み合わせ、その間に別のポールを通す構造です。
ポールを曲げる必要が無いため、ポールへのダメージが小さく劣化を抑えられます。吊り下げ式のインナーが多いため、設営も比較的簡単です。壁の面が垂直で雨水が溜まりにくく、中のスペースの高さも確保しやすいでしょう。
なお、入り口が三角形になるため、横風には弱い傾向があります。
魚座型
2本のポールを2箇所で交差させる構造です。
天井部の面積が広く平らになるため、中のスペースが広く感じられます。また、強風などの圧力に強いメリットがあります。
テントのウォール
テントにはシングルウォールとダブルウォールの2種類があります。
シングルウォールテント
ワンタッチテントやポップアップテントのように、1枚の生地で構成されたテントです。
比較的持ち運びが楽で設営が簡単というメリットがありますが、暴風雨や結露に弱いため、宿泊するキャンプなどには向かないでしょう。
日帰りのレジャーやアウトドアに使用することをおすすめします。
ダブルウォールテント
内側のインナーテントと外側のフライシートがセットになった、2枚の生地のテントです。
キャンプ用の一般的なテントといえば、大抵このダブルウォールテントを指しています。
インナーテントが中の空間の温度や湿度を保ち、フライシートが雨風や結露を防ぐ役割を果たしています。
耐水圧
耐水圧は生地に染み込む水の力を抑える性能を表した数値です。数値が高いほど、防水性が高いと言えます。
最低でも1,500mm以上のフライシートを選びましょう。2,000mm以上あれば、激しい雨にも耐えられるので安心です。
出かける季節で選ぶ
冬以外の季節を対象としているのが3シーズンテント、冬も含め一年中使用できるのが4シーズンテントです。
3シーズンテントは通気性や防水性を重視した設計の商品が多いです。ただしその分室内の温度を保つことが難しく、5℃を下回るような冬の気温では寒すぎて過ごすのが大変です。
4シーズンテントであれば、換気性だけでなく保温性もあるため、雪の中でのキャンプや冬の登山などでも使用することができます。フライシートがインナーテントをしっかり覆うため、冷たい外気の侵入を防いでくれます。ただし、夏は熱が籠りやすい場合もあるため、適宜換気が必要になるかもしれません。
冬にはほとんど使わないという方は3シーズンテント、冬にもキャンプや登山を楽しみたいという方は4シーズンテントを選びましょう。
デザインやカラーで選ぶ
非日常の環境で過ごすキャンプ。美味しい料理や面白いアクティビティ。それだけで充分に楽しいですが、せっかくならテントのデザインやカラーにもこだわり、見た目も楽しめるキャンプスタイルはいかがでしょうか。
最近では機能面だけでなく、可愛いテントやおしゃれ度・デザイン性の高い商品がたくさんあります。好きなデザインやカラーのテントを張ることで、楽しさやテンションが一層高まること間違いなし!
ただし、デザインにこだわるあまり、最低限必要なスペックを満たしているか見落とさないよう注意しましょう。
初心者か経験者か、キャンプ歴で選ぶ
テントによっては構造が複雑で、初心者には設営が難しいものもあります。組み立て方を予め確認しないと、設営に2~3時間掛かるなんてことも。
何度も経験しているベテランキャンパーが一緒なら大丈夫ですが、初心者のソロキャンプだったり、家族やグループの全員が初心者の場合は、設営が簡単なテントを選ぶと安心です。
なお、「初めてだからなるべく安いテントを選ぼう」という考えはおすすめしません。耐久性や機能面が悪いと暴風雨に耐えられず、キャンプ当日に悪天候になった場合は大変な目に遭います。初心者だからこそ、充分な強度を兼ね備えたテントを選びましょう。
人気ブランド・メーカーで選ぶ
テントには様々なブランドがあり、それぞれ魅力的な特徴や強みを持っています。
複数のテントが候補に挙がり1つに絞り切れないときは、ブランドで選ぶのも良いでしょう。
そのブランドの歴史を知ることで購入したギアに愛着が湧き、キャンプの楽しさや喜びがより一層引き立ちますよ!
ここでは、海外と日本で有名なブランドを1つずつご紹介します。
コールマン(Coleman)
コールマンは1900年頃にアメリカで生まれたブランドです。最初はガソリン式ランプの生産・販売をしていました。ロゴマークのランプはその名残です。
今ではテントを始め様々なキャンプ用品を取り扱っています。コールマンのモットーは「簡単・快適・安心」な商品の開発です。初心者から上級者まで老若男女問わずキャンプを楽しめるよう、機能性の高さを強みとしたギアを提供しています。
スノーピーク(Snow Peak)
スノーピークは新潟県で生まれたアウトドア用品のメーカーです。世界に先駆けて「オートキャンプ」というスタイルを生んだ企業として名高く、「自然の中で豊かで贅沢な時間を過ごすアウトドアの楽しみ方」を世間に広めてきました。
スノーピークの商品は、実用性はもちろんデザイン性にも定評があり、大人気の老舗ブランドです。代表的な商品「アメニティドーム」テントは設営がしやすく、初心者にも好評ですね。
価格や予算で選ぶ
テントの価格帯は幅が広く、1万円を切るものから10万円以上もする商品もあります。
高ければ良いというわけではありませんが、安すぎると機能性や耐久性が低く、悪天候などに耐えられず破損しやすい商品もあります。
また、安さを追求しすぎて好みでないテントを選ぶと、せっかくのキャンプで思ったように楽しめないなんてこともあります。
まずは自分のキャンプスタイルに合う複数のテントを候補として探し、最後に判断軸の1つとして価格や予算で比較検討すると良いでしょう。
おすすめテント紹介!あなたにピッタリの最高のテントを選ぼう
ここからはテントの種類別におすすめの人気商品をご紹介します。
各テントの特徴やサイズ、カラーや付属品等を解説していますので、自分のキャンプスタイルに合う商品を探してみてくださいね♬
ドーム型テント
コールマン テント タフドーム/3025 スタートパッケージ [4~5人用]
出典:Amazon
出典:Coleman
キャンプ用品で人気があるColemanのタフドームです。4~5人のグループやファミリーがゆったりと眠ることができ、テント内も移動が楽ちん。グランドシートがセットになっているため、初めてキャンプを始めたい方にもおすすめです。
出典:Amazon
●サイズ:テント使用時/約300×250×高さ175cm、テント収納時/約直径26×72cm、メインポール/約直径12.8mm、フロントポール/約直径12.7mm、インナーシート使用時/29×245cm、インナーシート収納時/77×62×10cm、グランドシート/280×230cm、収納時/51×25cm
●対応人数:4~5人
●重量:テント/約10kg、インナーシート/約2kg、グランドシート/約1kg
●素材:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)、インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、フロア/210Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール)、メインポール/アルミ合金、フロントポール、リアバイザー/FRP合金、インナーシート表地・裏地/ポリエステル、インナーシート中綿/PEスポンジ、グランドシート/ポリエチレン
●カラー:グリーン、レッド
●付属品:グランドシート、ペグ、ハンマー、ロープ、収納ケース
スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム(5人用)
出典:snowpeak
出典:snowpeak
初心者向けテントとして定番のアメニティドームです。フレームやテープが色分けされているため、設営が非常に簡単。低価格ながら高品質のスペック。風に強い構造をしており、耐久性に優れています。フロントパネルを閉じたままサイドから出入りが可能な前室も特徴です。
出典:snowpeak
●サイズ:Sサイズ355cm×230cm×120cm(高さ)、Mサイズ505cm×280cm×150cm(高さ)、Lサイズ540cm×310cm×165cm(高さ)
●対応人数:Sサイズ3人、Mサイズ5人、Lサイズ6人
●重量:8 Kg
●素材:フライシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム/ジュラルミン
●カラー:ベージュ
●付属品:本体フレーム長(×3)、前室フレーム(×1)、ジュラルミンペグ(17cm×18)、自在付ロープ(1.4m×2、2.5m×2、2又5m×2)、リペアパイプ、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
GeerTop 2-4人用 4シーズンテント
出典:Amazon
出典:Amazon
4シーズン対応しており、雪や大雨にも耐えられる強度を誇るGeerTopのテントです。また、4人まで収容可能なサイズながら4.57Kgという圧倒的な軽量さもポイント。2つの大きなメッシュ付き換気窓で、通気性も抜群。両面ジッパーとなっているため、両側からドアを開き出入りもしやすい設計です。
出典:Amazon
●サイズ:240cm×210cm×140cm(高さ)
●対応人数:4人
●重量:4.57Kg
●素材:インナーテント×1、フライシート×1、アルミテントペグ(ペグ用バッグ付き)×10、折りたたみ式アルミポール×2、反射材入りロープ(グリーン)×4、キャリーバッグ×1
●カラー:イエロー
●付属品:インナーテント×1、フライシート×1、アルミテントペグ(ペグ用バッグ付き)×10、折りたたみ式アルミポール×2、反射材入りロープ(グリーン)×4、キャリーバッグ×1
2ルーム(ツールーム)型/トンネル型テント
コールマン(Coleman) テント タフスクリーン2ルームハウス 4〜5人用
出典:Amazon
出典:Amazon
広々としたリビングスペースで、高い居住性が特徴。簡単アシスト機能がついており、1人でも設営することが可能です。キャノピーポールを活用すれば、前室も広く使うことができます。アルミ合金製ポールを使用しているため、強風の中でも安心してキャンプを楽しむことができます。
出典:Amazon
●サイズ:320×230×170(h)cm
●対応人数:4〜5人
●重量:16kg
●素材:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)、インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール)、ポール/
(メイン)アルミ合金 約Φ16mm、(ミドル)アルミ合金 約Φ13mm、(リア)アルミ合金 約Φ13mm、(リッジ)アルミ合金 約Φ11mm、(キャノピー)スチール 約Φ19mm 長さ 約180cm
●カラー:サンド
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ:プラスチック8本、スチール20本、ロープ、ハンマー、収納ケース
ロゴス(LOGOS) テント 4~5人用 ROSY ドゥーブル XL
出典:Amazon
出典:Amazon
インナーを取り外すことで、大型タープとしても使用することができます。ベンチレーションが大きいため、スムーズな換気が可能。高さが190cmもあるため、解放感あるキャンプを楽しむことができます。専用のキャリーバッグがついているため、持ち運びもスイスイ楽々。
出典:Amazon
●サイズ:幅440×奥行290×高さ190cm
●対応人数:5人
●重量:10.5kg
●素材:[フレーム]グラスファイバー、[フライシート]ポリエステルタフタ(耐水圧1000mm)、[インナーシート]ポリエステルタフタ(ブリーザブル撥水加工)、[フロアシート]PEラミネートクロス、[メッシュ]ポリエステル
●カラー:黄緑
NORDISK(ノルディスク) アウトドアキャンプテント レイサ
高級感あふれる多機能なテントです。中の仕切りで2つの区画に分離が可能で、睡眠用スペースとしても分けることができます。フロントだけでなく両サイドのドアもタープ代わりとして開けることができます。出し入れが容易な多目的収納ポケットが付いているため、汎用性が抜群。また、シンプルな構造のため短時間で簡単に設営できます。
出典:Amazon
●サイズ:45x295x210cm(高さ)
●対応人数:4人、6人
●重量:17kg
●素材:ポリエステル(フライシート、インナーテント、フロア)、アルミ(ペグ、キャンピーポール、ポール)
●カラー:ダスティーグリーン
●付属品:ロープ、アルミピーナッツスライダー×17、ポール(アルミニウム製)×4本、キャノピーポール(スチール製)×2本、ペグ(アルミ製)×40本
ティピー(モノポールテント、ワンポールテント)
CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)アルミワンポールテント
出典:Amazon
出典:Amazon
3kgと非常に軽量ながら、最大4人が過ごせるCAPTAIN STAGのティピーテントです。ベージュを基調としつつレッドのポイントカラーが可愛らしく、おしゃれで楽しいアウトドアを演出してくれます。シンプルな構造で、設営も簡単です。
出典:Amazon
●サイズ:300×250×高さ180cm
●対応人数:4人
●重量:3kg
●素材:フライ/ポリエステル68D(PU1000mm)、インナー/ウォール=ポリエステルノーシームメッシュ、フロア=ポリエステル150D(PU3000mm)、ポール/アルミニウム合金(表面加工=アルマイト)
●カラー:ベージュ
●付属品:ペグ13本、ガイドロープ6本、ポール用収納袋1枚、ペグ用収納袋1枚、キャリーバッグ1枚
North Eagle(ノースイーグル) テント ワンポールテントフェザーライト200 [1~2人用]
出典:Amazon
出典:Amazon
アルミ製のポールを使用しており、比較的軽量で設営も楽々。UVカット素材のフライシートで紫外線を90%カットしてくれるため、夏フェスのような暑い時期でも大活躍してくれます。カラフルなデザインでテンションも上がること間違いなし!
出典:Amazon
●サイズ:260×230×190cm(高さ)
●対応人数:2人
●重量:3.3kg
●素材:フライシート/75DポリエステルタフタUV(耐水圧1500mm)、インナー/68Dポリエステル、フロア/210Dポリエステルオックス(耐水圧3000mm)、ポール/径22mmアルミ合金(6061)
●カラー:カラフル
●付属品:ABSペグ12本、自在付きロープ6本、ハンマー1本、収納ケース
DOD(ディーオーディー) ライダーズワンポールテント
出典:Amazon
出典:Amazon
非常に軽量でコンパクトな収納サイズのため、特にソロキャンパーやバイク乗りの方にお勧めです。荷物が置ける広い前室があり、2人を収容してくれます。別売りのポールを使用すれば、入り口をキャノピーにして日陰を広くでき快適に過ごせます。
出典:Amazon
●サイズ:W2900×D2900×H1830mm
●対応人数:2人
●重量:2.76Kg
●素材:テント生地:ポリエステル、ポール:アルミ合金
●カラー:ベージュ
●付属品:ペグ、ストームロープ、専用キャリーバッグ
パップテント
テンマクデザイン 炎幕 DX
出典:Amazon
出典:Amazon
ワイルドなデザインで男心をくすぐる炎幕DXテントです。オールコットン仕様で肌触りが良く、炎に強く安心して傍で焚き火ができます。専用のグランドシートはバスタブ型になっているため、雨天時でも安心して過ごせます。
出典:Amazon
●サイズ:W:330×D:190×H:130cm
●対応人数:1人
●重量:7.6Kg
●素材:フライシート:コットン100%(表面撥水加工、抗カビ加工) ・スカート:ポリエステル ・グランドシート:ポリエステルオックス210D (耐水圧1,500mm) ・ポール、ペグ:スチール製
●カラー:ベージュ、カーキ
●付属品:グランドシート、ポール×4本、張り綱(2m×7本)※白色、ペグ15本、収納袋
DD SuperLight A-Frame Tent (Aフレームテント) パップテント
出典:Amazon
730gという圧倒的軽さを誇りながら、2人を収容できる優れもの。大きい方のセンター部分を持ち上げることで、キャノピーにもなります。通気孔が内部の結露を防いでくれるため、梅雨の時期でも快適に過ごせます。エッジに多くのループがあるため、強い風が吹いても安心です。
出典:Amazon
●サイズ:長さ345cm×幅150cm×高さ115cm
●対応人数:2人
●重量:730g
●素材:SLリップストップナイロン(PU)他
●カラー:オリーブグリーン
●付属品:テントを地面に固定するための13個のスーパーライトペグと4個のガイライン付き
フィールドア(FIELDOOR) パップテント T/C 320
出典:Amazon
出典:Amazon
ミリタリーでワイルドな雰囲気を楽しめるパップテントです。T/C素材を使用しており、遮光性や難焼性、耐久性に優れています。二股ポール構造のため、デッドスペースが無く中を広々と使うことができます。インナーテントが付属しており、吊り下げ式で設営も簡単です。
出典:Amazon
●サイズ:320cm×210cm×130cm
●対応人数:1人
●重量:7.5kg
●素材:フライシート : ポリエステル65%、コットン35% ・インナーテント:ポリエステル ・グラウンド : ポリエステル ・ポール : スチール
●カラー:カーキ
●付属品:テント本体×1 ・インナーテント×1 ・ポール×2 ・ペグ×12 ・ロープ×4 ・専用収納バッグ×1 ・取扱説明書(日本語)
ワンタッチ・ポップアップ型テント
CHUMS(チャムス) ポップアップ サンシェード 2
出典:CHUMS
出典:CHUMS
ワンタッチで簡単に設営できるテントです。ポップなデザインで、アウトドアがより一層楽しくなるでしょう。フロントパネルは、トグルボタンで固定することができます。メッシュの通気窓で、中は快適に過ごせます。ペグも付属しているため、テントを固定することも可能。
出典:CHUMS
●サイズ:H 112 X W 150 X L 130
●対応人数:2人
●重量:1.38kg
●素材:190T taffeta Polyurethane Coating
●カラー:レッド、ブルー
●付属品:収納袋、ペグ×6
FIELDOOR ワンタッチテント200 4人用スクエアタイプ
出典:Amazon
出典:Amazon
15秒で設営できるワンタッチ式テントで、4人を収容できる優れもの。二重構造の蚊帳つき窓や大きな天窓がついているため、通気性が高く快適に過ごせます。ポールは耐久性の高いグラスファイバーで、悪天候時も安心です。93%のUVカット素材のため、紫外線から体を守ってくれます。
出典:Amazon
●サイズ:幅200cm×奥行200cm×高さ120cm
●対応人数:4人
●重量:3.3kg
●素材:トップ : ポリエステル グラウンドシート : ポリエチレン ポール : グラスファイバー
●カラー:スクエア/カーキ
●付属品:日本語説明書 ・ペグ ・ロープ ・プラスチック製ハンマー ・トップシート ・室内シート ・キャリングバッグ
クイックキャンプ (QUICKCAMP) ダブルウォール キャビンテント 4人-5人用
出典:Amazon
出典:Amazon
5人を収容できる大型のワンタッチテントです。たった5分で簡単に設営可能。ポールを使用して、広々としたキャノピーを作ることもできます。通気性に優れたポリエステルインナーとフライシートが分離した構造のため、結露も付きにくい設計。窓が大きく中から外の景色もゆったり楽しめ、解放感も抜群です。
出典:Amazon
●サイズ:2.8m×2.8m×1.9m(高さ)
●対応人数:5人
●重量:10Kg
●素材:フライシート生地:190T ポリエステル 耐水圧2000mm 防水シームテープ加工済 インナーテント生地:通気性ポリエステル 床材:PE フレーム:ファイバーグラス
●カラー:ウォームグレー
●付属品:キャリーバッグ スチールペグ ガイロープ
ロッジ型テント
コディアック(Kodiak)キャンバスフレックスボウ4人用キャンバステント
出典:Yahooショッピング
アメリカ産の上質なコットンを使用しており、雪の中でも室内の空気を暖かく保ってくれます。車のボディーに使用されている鋼鉄製のフレームで耐久性が高く、メンテナンスをすれば10年以上持つ商品です。10分ほどで設営できるシンプルな構造。バスタブ型のため、虫が侵入する心配も少ないのが嬉しいですね。
出典:Amazon
●サイズ:243.84 x 274.32 x 182.88 cm
●対応人数:4人
●重量:26.21 Kg
●素材:本体素材:Hydra-shieldコットン100%
●カラー:ベージュ、カーキ
●付属品:日本語説明書、グランドシート
MLIMA(リマ) コットン ロッジテント バハリ4 (ブラウン)
出典:Amazon
出典:Amazon
リビング部分を中央に配置し、インターテントを両脇に配した設計により、広々として快適な居住空間を実現しています。直立して動けるスペースが4㎡あるため、居住性も抜群です。フレームを組み立てて、フライシートを被せインナーテントを吊り下げるだけのため、20分で設営可能。コットン素材で熱の出入りが減り、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
出典:Amazon
●サイズ:480cm×260cm×200cm(高さ)
●対応人数:8人
●重量:14 Kg
●素材:フライシート :T/C PUコーティ ング、インナーテント : T/C 、フロアー PVC、フレーム : スチール
●カラー:ブラウン
●付属品:テント、フレーム、インナーテント、収納袋、ペグ
Wenzel(ウェンゼル) Kodiak (コディアック) 9人用 テント
出典:Amazon
出典:Amazon
9人収容可能な大きいロッジ型テントです。デザインも可愛らしく、一軒家のような見た目です。テント内部を2つに分けられるため、用途の幅も広がります。なお、テント生地がナイロン製で雨天時には縫い目から水漏れが発生する可能性があるため、晴れている日に使用することをお勧めします。
出典:Amazon
●サイズ:426cm×426cm×218cm(高さ)
●対応人数:9人
●重量:14.92 Kg
●カラー:ブラウン
●付属品:(輸入品のため日本語の説明書無し)
エアフレーム(エアーテント)
Prairie House エアーテント インナーテント付 インフレータブル 2~3人用テント
出典:Amazon
出典:Amazon
脱着が可能なインナーテントにより、虫の多い夏でも快適に過ごせます。天井からも風が通る仕様のため、通気性も抜群です。テント入り口はバスタブ型になっており、砂や土が入りにくい構造。重量も5.7kgと軽く、女性でも持ち運びが可能です。
出典:Amazon
●サイズ:305cm×165cm×135cm(高さ)
●対応人数:3人
●重量:5.7kg
●カラー:ブルー
●付属品:エアーポンプ、ペグ、説明書
HEIMPLANET(ヘイムプラネット) The Cave Gray
出典:Amazon
エアフレーム部分がテントの外側に出ているため、とてもオシャレで近未来的な雰囲気を漂わせるテントです。珍しい5角形の構造で、キャンプ場でも他のキャンパーを魅了すること間違いなし。軽量で、通気性に優れているのも嬉しいポイント。
出典:Amazon
●サイズ:直径284cm、高さ127cm
●対応人数:2~3人
●重量:5.2 Kg
●素材:エアフレーム:リサイクル可能素材、外層:非常に頑丈で耐久性に富むポリエステル、内層:柔軟性のあるポリウレタン、フライシート:75Dポリエステル
●カラー:ブラック、ホワイト
●付属品:ペグ、張り綱、修理キット、パックサック(※ポンプは別売り)
[ロゴス] グランベーシック エアマジック リビングハウス
出典:Amazon
出典:デジタルデトックスさん
6人収容可能な大型エアフレームです。付属の専用ポンプで空気を入れるだけで、8分で設営できます。横4本、縦1本のチューブを通す構造で、横揺れにも対応し強風でも安心です。キャノピーを広げることで、広々とした日陰スペースを確保できます。
出典:Amazon
●サイズ:630×380×215cm
●対応人数:6人
●重量:28.0kg
●素材:フレーム:TPUチューブ・6061アルミ、キャノピー:スチール、フライシート:難燃性150Dポリエステルオックスフォード(耐水圧3000mm、UV-CUT加工)、インナーシート:68Dポリエステルタフタ(ブリーザブル撥水加工)、フロアシート:210Dポリエステルオックスフォード(耐水圧3000mm)、メッシュ:ポリエステル
●カラー:ベージュ
●付属品:専用ポンプ、簡易ハンマー、ペグ
タープ
スノーピーク(snow peak) タープ /R ライトタープ “ペンタ” シールド
出典:Amazon
出典:Amazon
軽量で持ち運びやすく、ソロキャンパーにも人気の商品です。暑い環境でもしっかりと遮光機能が働き、体感温度が低くなります。生地が厚く丈夫なため、土砂降りでも安心です。離陸する飛行機のような形状をしており、見た目も美しく一層タープ泊が楽しくなりますよ!
出典:Amazon
●サイズ:400×320×150cm
●対応人数:1人
●重量:790g(本体のみ)
●素材:本体/75Dポリエステルタフタ、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、UVカット加工、テフロン撥水加工(初期撥水100点、5回洗濯後90点)
●カラー:ブラウン
●付属品:タープ本体、自在付ロープ(3m×1、1m×2)、ぺグケース、収納ケース、ジュラピンペグ(17.5cm×6)、パドルフッキングカバー
DD Tarp 3×3
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世界中で愛用されているDDタープです。耐水性3000mmの防水コーティングで耐久性も高いため、激しい雨の中でも安心して過ごせます。ハンモックと併用することで、日差しや雨除けの役割も果たしてくれます。カラーバリエーションも豊富なので、好きな色でタープ泊を楽しみましょう♪
出典:Amazon
●サイズ:30 x 5 x 19 cm
●対応人数:1人
●重量:940g
●素材:190Tポリエステル
●カラー:オリーブグリーン・コヨーテブラウン・ジェットブラック・サンセットオレンジ・フォレストグリーン
●付属品:ガイライン×4、ペグ×4、テントペグ×6、スタッフサック×1
スノーピーク(snow peak) ソロテント&タープ ヘキサイーズ
出典:Amazon
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既存のソロテントに劣らない屋内空間を実現した商品です。前室スペースが広いため、チェアやテーブルを配置してもゆったり使えます。タープの後方部分には後室があり、後ろからも出入りが可能です。快適なインナーテント付きで、タープ泊で心配な虫の侵入も防げます。
出典:Amazon
●サイズ:タープ:490cm×340cm、インナーテント:210cm(長辺)×130cm(短辺)
●対応人数:1人
●重量:5.2kg
●素材:フライシート/210Dポリエステルオックス・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、ドアパネル/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・撥水加工、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、アルミポール/A6061(φ22mm)
●カラー:ブラウン
●付属品:フライシート自在付ロープ付(1m×2、0.4m×2 )、インナーテント、アルミポール(210cm×1、120cm×1)、自在付ロープ(二又用9m×1、二又用5m×1、2.5m×5)、ジュラルミンペグ(21cm×12)、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
ハンモック
Lenzai 最新型 ハンモック 蚊帳付き
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出典:HITOさん
取付簡単な蚊帳とハンモックが一体式になっているため、虫に邪魔されることなく眠ることができます。通気性に優れて蒸れにくく、丈夫で破れにくいパラシュート生地を使用。初心者1人でも数分間で簡単に設置が可能です。
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●サイズ:2.9 x 1.4 m
●対応人数:1人
●重量:800g
●素材:パラシュート
●カラー:ブラウン
●付属品:ハンモック*1 、日本語説明書*1、ハンモックベルト*2、D型カラビナ*2、固定ループ*2、固定ペグ*2、収納袋*1
DD Frontline Hammock フロントラインハンモック
大人気のDD Frontline Hammockです。ベースは通気性が高く、蚊帳が内蔵された二重構造のため、様々な天候に対応できます。折り畳み可能なポールが蚊帳部分を広げてくれるため、蚊帳を閉めても中は広々♪ ネットの両側のジッパーから素早く出入りができます。
●サイズ:2.7m × 1.4m
●対応人数:1人
●重量:1.19 Kg
●素材:ポリエステル
●カラー:オリーブグリーン・コヨーテブラウン・ジェットブラック・サンセットオレンジ・フォレストグリーン
●付属品:ウェビング(10m)、伸縮性コード(2mx2本)、スプレッダーポール2本、スタッフサック
FIRINER ハンモック 蚊帳 タープ付き
出典:Amazon
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蚊帳付きハンモックとタープがセットになっている商品です。蚊帳を使用しないときは裏返すことで、ノンネットの広い空間を堪能できます。また、タープは地面に敷いてピクニックマットとしても使用可能です。
出典:Amazon
●サイズ:290 * 140CM
●対応人数:1人
●重量:1.16 Kg
●素材:パラシュート
●カラー:グリーン
●付属品:バックル付きロープ×6、豚鼻バックル輪ゴム×1、ツリーベルト×2、カラビナ×2、ネイル×4、タープ×1、蚊帳付きハンモック
自分に合うテントを見つけて、最高のキャンプを楽しもう!
今回は各種テントの特徴や、メリット・デメリットを解説し、お勧めのテントもご紹介しました。
テントは比較的高額なお買い物です。買った後で後悔しないよう、各商品の仕様を充分に調べて選ぶことが大切です。
自分のキャンプスタイルに合うテントを見つけて、最高に素敵なキャンプを満喫してくださいね!
この記事はNATSUが書きました。
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